超薄型の特徴的なヘッドランプスタイルを可能にするLEDの新世代

※本プレスリリースは、2025年11月25日にオーストリア・プレムシュテッテンおよびドイツ・ミュンヘンで発表したプレスリリースの抄訳版です。— 自動車のデザインが進化し続ける中、洗練された特徴的なフロントライティングに対するニーズがかつてなく高まっています。美観と機能性のバランスを兼ね備えた、薄型の連続したライトのラインが自動車のアイデンティティを決定づける要素となりつつあります。このトレンドに応えるべく、ams OSRAMは前照灯向けの最新イノベーション： OSLON™ Compact RMを発表します。Compact LEDファミリーに新たに加わった同製品は、次世代ヘッドランプシステムに対する技術的およびスタイル面の要求を同時に満たすために設計されています。

この開発の中核にあるのは、コンパクトなセラミックパッケージに格納された、新開発の0.5 mm²矩形高電流チップです。この小型アーキテクチャにより、10ミリメートルという低背の光学系が可能になり、これまで実現が困難であった超薄型ヘッドランプ設計への道が拓かれます。その結果、調整された発光面積（LEA）0.6 mm×0.9 mm、アスペクト比1:1.5を通じて、光学有効性が向上したLEDが実現されます。電気自動車にとって重要な要素である優れた電力効率を維持しながら、高輝度で、暗い領域のない均一な光出力を提供します。

OSLON™ Compact RMは、ロービーム、静的なハイビーム、そして配光可変型ヘッドランプ（ADB）のLEDマトリクスシステムの3つの照明機能をターゲットとして、高度なフロントライトアプリケーション向けに特別に設計されています。矩形の発光面積（LEA）がパッケージ内で縦方向に配置されているOSLON™ Compact RMは、精密なピクセルごとのアライメントを可能にするとともに、ADBシステムにおいてより大きな垂直方向の光拡散を提供します。1 Aの駆動電流で、209 Mnitsの高輝度を実現し、小さなレンズコンポーネントでも最大の光学性能を確約しています。コンパクトな2パッドパッケージ設計は、アルミ基板上でも優れたはんだ安定性をサポートし、幅広い車載照明用途で高い汎用性を備えています。

OSLON™ Compact RMは、創造性の新たな可能性を拓くものです。その高輝度、コンパクトなフォームファクタ、均一な光、色調の組み合わせにより、個人そしてブランドのアイデンティティを道路上で強調することができる特徴的な照明要素の創作が可能になります。照明はもはや単なる機能を提供するものではなく、ステートメントとなります。

OSLON™ Compact RMの発表により、ams OSRAMはモビリティと照明技術におけるイノベーションへのコミットメントを強化しています。このLEDの新世代は、電動化、ミニマリズム、感情的な共鳴を呼び起こすデザインにおける業界の主要なトレンドに沿ったもので、OEMやティア1サプライヤー、照明専門企業やデザイン愛好家などに魅力的なソリューションを提供します。

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