ams OSRAMがパッシブ光学コンポーネント事業のFocuslight Technologies Inc.への売却取引を完了

ams OSRAMがパッシブ光学コンポーネント事業のFocuslight Technologies Inc.への売却取引を完了

• 関連のパッシブ光コンポーネント事業売却を完了
• 現金で約4,500万ユーロの販売価格を受領
• 戦略的効率改善プログラム「基盤再構築」は順調に進行

※本プレスリリースは、2024年9月2日にオーストリア・プレムシュテッテンおよびドイツ・ミュンヘンで発表したプレスリリースの抄訳版です。 -- 光学ソリューションのグローバルリーダーであるams OSRAM（日本地域統括バイスプレジデント：神永眞杉、SIX：AMS）は、関連のパッシブ光コンポーネント事業をFocuslight Technologies Inc.へ現金で約4,500万ユーロにて売却しました。

ams OSRAMのCEO、アルド・カンパ（Aldo Kamper）はこう述べます。「関連のパッシブ光学コンポーネント事業を、計画通りにFocuslight Technologiesへ売却でき、安心しています。半導体事業で中核部門以外を売却することは、戦略的効率改善プログラム『基盤再構築』の重点でした。約束した通り、今年度の終わりまでに7,500万ユーロ、2025年度の終了までに2023年度の成果と比較して1億5000万ユーロのランレート改善を達成する計画を順調に実行しています。」

 「基盤再構築」プログラムの実施

ams OSRAMは2023年7月27日に、持続可能で収益性の高い成長のための新たな基盤として収益性の高いコアビジネスに集中する戦略的効率改善プログラム、「基盤再構築」を発表しました。半導体ポートフォリオで一部の非中核事業を売却することを目指したポートフォリオ対策では、パッシブ光学コンポーネントの関連部門を売却することが、重要な要素として指定されています。 

2024年5月7日、同社はパッシブ光学コンポーネント事業の関連資産を現金4,500万ユーロでFocuslight Technologies Inc.  (Focuslight – 常に探求を継続)へ売却することを発表しました。Focuslight Technologiesは、西安（中国）に本社を置き、上海証券取引所に上場する、急成長中の光学技術企業です。移管される資産は、シンガポールとスイスの施設、研究開発能力、関連する知的財産で構成されます。

取引は本日完了し、ams OSRAMは取引価格を現金でFocus Technologiesから受領しました。