ams OSRAM、市場の不均衡とサプライチェーンの変動が続く中、健全な通期業績と非常に堅調な第4四半期業績を達成、収益は予想範囲の中間値に

2022/02/08

2021年通期・第4四半期の結果

German version

スイス証券取引所上場規程第53条に基づく特別発表

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ams OSRAM、市場の不均衡とサプライチェーンの変動が続く中、健全な通期業績と非常に堅調な第4四半期業績を達成、収益は予想範囲の中間値に

  • 4四半期の売上高は141,000万米ドル/122,900万ユーロ、調整後EBIT利益率は9.6%と予想範囲の中間値に位置する収益を示
  • Fluence園芸用照明システム事業を売却(27,200万米ドル)、自動車JV関連事業を含む残りの処分も進行中で、ポートフォリオの再調整を実現
  • 統合とシナジー創出およびプログラムを計画通りに実施
  • 1四半期の売上高は119,000万~129,000万ユーロ/136,500万~146,500米ドル、調整後EBIT利益率は811%と予想され、サプライチェーンの不均衡、特定の末端市場の季節性、連結除外の影響を反映
  • キャピタル・マーケット・デーは202245

※本プレスリリースは、202228日にオーストリア・プレムシュテッテンおよびドイツ・ミュンヘンで発表したプレスリリースの抄訳版です。
光学ソリューションのグローバルリーダーであるams OSRAM(日本地域統括バイスプレジデント:神永眞杉、SIXAMS)は、2021年通期および第4四半期のグループ決算を発表しました。ams OSRAMCEOであるAlexander Everkeは、次のように述べています。「当社の事業は、健全な通期業績と非常に堅調な第4四半期業績を達成し、第4四半期の調整後収益は当社の予想範囲の中間値になりました。好調な自動車事業に牽引されたほか、前述のとおり、コンシューマ事業のマイナス効果にもかかわらず、統合企業としての初年度の売上高が578,000万米ドル/503,800万ユーロとなり、好調な業績を報告できることを嬉しく思っています。最終四半期、自動車事業はサプライチェーンの不均衡やOEMの減産が続く中も好調な業績を達成したほか、コンシューマ、産業、医療の各事業は期待通りのすばらしい貢献ができました」

また、Everkeは次のように強調しています。「20213月以降、大きなステップとしてOSRAMの統合を実現させ、各事業分野で目標とするマイルストーンを達成しています。将来のポートフォリオを再構築するべく、3つの売却を発表し、OSRAMContinentalの合弁事業を解消するとともに、旧合弁事業に関連する事業を含む残りの売却を進めているところです。これと並行して、広範な統合計画が順調に進展し、各チームに前向きな勢いがあることを嬉しく思います。また、シナジー創出プログラムもすべて計画どおりに進んでいます。

2021年下半期まで市場の不均衡が続き、特に自動車市場では、OEMの減産により自動車サプライチェーンに収益の遅れが生じました。今日の時点では、この状況が今年も長い期間にわたり、市場に影響し続けると予想しています。一方で、当社は生産能力を確保し、サプライチェーンや生産の変動が収束に向かったとき、回復する顧客需要に対応できるよう準備を進めています。サプライチェーンの不均衡は、昨年、当社のコンシューマ事業の一部にも影響を与えました」

さらに、以下のようにEverkeは付け加えています。「2022年は、OSRAMの統合に伴うポートフォリオ関連および運営のマイルストーン達成をさらに進めるため、残りの売却による非連結化の影響を含む過渡的な性質が残存すると予想しています。同時に、将来を見据えたとき、差別化技術や新しいアプリケーションに引き続き注力することで、自動車用・産業用LED照明やコンシューマ向け光センシングの市場が収益を牽引すると見ています。当社は、先進的な照明、革新的なディスプレイのビジュアライゼーション、高性能なセンシングなど、中長期的な成長市場に向けた研究開発を強く推進しています。当社のロードマップは、顧客主導の開発と、光学技術のリーダーとして新しい差別化されたソリューションを実現するための集中的な設備投資に沿ったものとなっています」

四半期財務概要

百万米ドル
1株当たりデータを除く)

2021Q4

2021Q3

前期比

2020Q4

前年比

収益

1,410

1,478

-5%

1,620

-13%

調整後総利益率1)

33.5%

33.8%

-30 bps

34.6%

-110 bps

調整後営業利益1)

135

153

-12%

270

-50%

調整後営業利益率1)

9.6%

10.3%

-70 bps

16.7%

-710 bps

調整後純損益1)

136

12

1,062%

173

-21%

調整後の希薄化後1株当たり利益1)

0.51

0.02

 

0.49

 

調整後の希薄化後1株当たり利益(スイスフラン)1)2)

0.48

0.02

 

0.46

 

営業キャッシュフロー

206

248

-17%

371

-45%

純負債

2,059

2,132

-3%

1,957

5%

  

1)  M&A関連の転換と株式ベースの補償コスト、および関連会社への投資と事業売却の結果を除く  

2)  1株当たり利益(スイスフラン)は、各期間の平均為替レートを用いて換算

   メモ:EPS1株当たり利益を示す

通期のグループ収益は578,000万米ドルで、2020年通期と比較して44%増、特に2020年上半期と比較して連結効果に牽引されています。第4四半期のグループ収益は、連結除外効果も反映して、2021年第3四半期比で5%減、2020年同期比で13%減の141,000万米ドルとなりました。2021年通期の調整後[1]グループ総利益率は34%で、2020年通期の33%から上昇しました。2021年第4四半期の調整後グループ総利益率は34%で、第3四半期と変わらず、2020年同期の35%からわずかに減少しました。

2021年通期の調整後1グループ営業利益(EBIT)は57,600万米ドル(利益率10%)で、2020年通年の53,100万米ドル(利益率13%)から上昇しました(調整前:2021年は22,600万米ドル、利益率4%)。第4四半期の調整後1グループ営業利益(EBIT)は、第3四半期の15,300万米ドル(利益率10%)、2020年同期の27,000万米ドル(利益率17%)に対して、13,500万米ドル(利益率10%)となりました(調整前:第4四半期は19,200万米ドル、利益率14%)。

2021年通期の調整後1グループ純損益は、2020年通期の27,300万米ドルに対して、31,300万米ドルとなりました(調整前:2021年は-3,700万米ドル)。第4四半期の調整後1グループ純損益は、第3四半期の1,200万米ドル、2020年同期の17,300万米ドルに対して、13,600万米ドルとなりました(調整前:第4四半期は19,300万米ドル)。2021年通年の調整後1希薄化後1株当たり利益[2]は、1.20米ドルまたは1.14スイスフラン(調整前:-0.14米ドルまたは-0.13スイスフラン)でした。第4四半期の調整後1希薄化後1株当たり利益[3]は、0.51米ドルまたは0.48スイスフラン(調整前:0.72米ドルまたは0.68スイスフラン)でした。

2021年通期のグループ営業キャッシュフローは9800万米ドルと好調であり、グループのフリーキャッシュフローは55,300万米ドルに達しました。第4四半期のグループ営業キャッシュフローは2600万米ドル、グループのフリーキャッシュフローは9,800万米ドルに達しました。20211231日時点でのグループ純負債は205,900万米ドルとなり、純負債/調整後1 EBITDA1.9倍のグループレバレッジとなりました。20211231日時点の現金および現金同等物は152,700万米ドルでした。

昨年は、半導体事業が通期収益の65%を占め、14%の堅調な調整後営業(EBIT)利益率でグループ業績に大きく貢献しました。同様に、2021年第4四半期も、半導体事業は収益の64%を占め、12%の好調な調整後営業(EBIT)利益率を達成しています。半導体事業では、世界の自動車市場における厳しい市場環境と継続的なサプライチェーンの不均衡を乗り切り、自動車末端市場が年間を通じて良好な受注残の状況となり、堅調な通期業績を達成しました。同事業の自動車関連分野は、車載用LED照明における世界的なリーダーとして、性能と差別化に重点を置きながら、外装用・内装用アプリケーションにサービスを提供しています。第4四半期において、同事業の自動車市場分野は、サプライチェーンの不均衡によるマイナス影響にもかかわらず、既存の受注残に基づき非常に堅調な業績を記録しました。同事業のコンシューマ市場分野では、先に詳述した下期の収益が前年同期比で予想通り減少したこと、およびサプライチェーンの不均衡による一定の影響を考慮した上で、2021年は好調な業績を達成することができました。グループのコンシューマ事業は、スマートフォンやその他デバイス向けの幅広い光学センシングソリューションで、世界をリードするOEMにサービスを提供し続けています。第4四半期において、コンシューマ市場分野は予想どおり好調に幅広く貢献をしています。昨年における同事業の産業および医療市場分野は、園芸用、医療用およびその他の画像処理を含む、既存・新規の産業用照明の市場において需要が増加したことにより、著しく好調に推移しました。第4四半期においても、これらの展開が同事業の産業および医療分野の業績を継続して牽引したとともに、園芸用LED製品が好調となりました。ams OSRAMは、収益性のある成長ロードマップを実現するために、新しいLEDテクノロジー、光学および画像センシング、ディスプレイ管理、ARおよび3Dアプリケーション、UV‑C LED、新しい自動車照明、マイクロLEDを含むLEDベースのビジュアライゼーションなどに開発活動を集中させています。

昨年のランプ&システム(L&S)事業は好調な業績を示し、通期売上高の35%に貢献しました。従来の照明を含むL&Sの自動車事業は、業界環境に照らして著しく好調に推移し、通期業績はチャネルや製品ライン全体にわたる高い需要を反映しています。第4四半期では、予想通り、L&Sの自動車事業は継続して好調な推移を見せました。L&S事業のその他の分野では、エンターテインメントといった一部の産業市場が年間を通じて低迷した一方で、2021年を通じて需要が回復し、産業用、建築関連、医療用のアプリケーションにおいて堅調な通期業績を達成しました。第4四半期では、L&S事業のその他の分野において、新型コロナウイルス感染症の影響を強く受けて立ち遅れた市場からの貢献が増加し、さらに高い需要が見られました。

ams OSRAMは、刷新されたグループの事業構造に合わせ、第1四半期の今期から、ユーロ建ての決算に移行します。なお、第1四半期の見通しについては、この変更を円滑にするため、米ドルおよびユーロで表示しています。

2022年第1四半期について、ams OSRAMは、自動車市場において、制約を受けているエンドツーエンドの供給状況や複数のOEMにおける生産量の減少により、サプライチェーンの変動が継続していることに留意しつつ、全体的な受注残は引き続き堅調に推移していると見ています。また、第1四半期は前年同期と比較して、非連結化の影響に加え、末端市場の季節性がある程度見られ、前述の通り、コンシューマ市場の貢献が前年同期比で減少しています。したがって、ams OSRAMの第1四半期のグループ収益は、中間値をやや上回る、119,000万~129,000万ユーロまたは136,500万~146,500万米ドルと予想しています。併せて、ams OSRAMは第1四半期の調整後営業(EBIT)利益率を811%と見込んでいます。数字はすべて、OSRAM/Continentalの合弁事業解消に伴い非連結化された売上高および完了した売却とその財務的影響を除いたもので、現在入手可能な情報および為替レートに基づいています。ams OSRAMは、202245日にキャピタル・マーケット・デーをバーチャル形式で開催し、当社の成長ポートフォリオ、技術的位置付けおよび戦略に関する詳細な情報を提供します。

2021年通期および第4四半期のその他財務情報は、当社ウェブサイト:https://ams.com/financial-reportsでご覧いただけます。2021年通期および第4四半期の投資家向けプレゼンテーションは、当社ウェブサイト:https://ams.com/presentations-and-audioでご覧いただけます。ams OSRAMは、202228日(火)午前9時(中央ヨーロッパ標準時)から、通期および第4四半期の業績に関する電話会議を行います。電話会議はウェブキャストでもご覧いただけます:https://bit.ly/3rE7yve


[1] M&A関連の転換と株式ベースの補償コスト、および関連会社への投資と事業売却の結果を除く

[2] 261,149,316基本株/261,576,532希薄化後株に基づく

[3] 261,229,387基本株/266,201,308希薄化後株に基づく