逆行市場環境における指導適用によるams OSRAM第1四半期業績報告の公表...

スイス証券取引所の上場規則第53条に基づく特別告知
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ams OSRAMの発布した第1四半期の業績は市場への見込みに一致して、市場環境が厳しくなります。なお、第2四半期の動向が引き続き低迷し、かつ季節的影響を受けられる見込みです。

  • 第1四半期の売上高は9億27百万ユーロとなり、調整後のEBITマージンは5.4%で、見込みに一致します。
  • 主要製品分野において、販売数量の前期比と同期比とも下回ったので、厳しい市場環境が続けていく見込みです。
  • OSRAM買収後、残された資産は既に処分され、かつ計画に基づく資産処分とポートフォリオの再調整は既に完了しました。
  • 業界の初めの8インチLEDフロントエンドファブへの投資による設備投資の大幅な連続増加は、予想される2023年のピークレベルに一致します。
  • 第2四半期の予想収益は8億~9億ユーロ(不変投資組合の計算による予想収益は8.8億~9.8億ユーロである)で、調整後のEBIT利益率3-6%と予想されるが、これは重要な市場における需要の低迷、季節的影響、生産量の継続的な減少、及び有意義な非連結化効果を反映しています。


オーストリア・プレムシュテッテン及びドイツ・ミュンヘン(2023年5月2日) -- 光学ソリューションのグローバルリーダーであるams OSRAM(SIX: AMS)の公表した第1四半期の決算は同社の予想に一致します。

ams OSRAMの最高経営責任者(CEO)であるAldo Kamperは「光学の世界に戻る私はほんとに楽しみ、過去数年間の合併会社の進歩に素晴しいイメージを感じています。当社のとても強い技術力と積極的なチームを組み合わせて、更なるイノベーションと市場浸透のために優れた基盤を構築しました。現在、戦略的重点分野以外の事業の処分は全て完了しており、協同創造も順調に進んでいます。しかし、当社の市場は引き続き厳しい状況にあり、不利な需要傾向が当社の事業に影響を与えており、それは第1四半期の業績と見通しに反映されています。今後数ヶ月間、私は経営陣と緊密に協力して、財務実績をいっそう向上させて、業務の潜在力をいっそう引き出すための道を確定します」と言います。

主たな発展方向

  • ams OSRAMの第1四半期の売上高と調整後の営業利益率は見込みに一致し、引き続き厳しい市場環境を反映していました。重要な製品分野では、マクロ経済の動向を中止とする需要が依然として低迷し、収益性に悪影響を及ぼしたことは確かです。この厳しい市況に落ちたでも、ams OSRAMは自動車アフターマーケットの季節的な好調の恩恵を受けて、四半期末の自動車在庫調整は安定した傾向が見られました。消費者向け事業は、前年同期比および前期比の販売数量が減少し、業務表現が低調であることで、一部の産業市場では、前期比の需要が減少する見込みです。
  • ams OSRAMは3月と4月の最終引き継ぐの完了に従って、戦略的焦点以外の事業の処分を、かつOSRAM買収後の投資再編を完了しました。ams OSRAMは、第1四半期および当四半期に受領した収益を含め、2023年に売却収益から2桁の高額なキャッシュインフローを見込んでいます。2021年以降の全ての処分取引について、総収入は6億ユーロ近くになると予想されています。最終決算の結果として、第2四半期の収益には、約8,000万ユーロの重要な非連結化効果が反映されます。
  • 3月末現在、ams OSRAMは、統合計画によって3億500万ユーロの相乗効果と節約を達成し、これまでの統合による一括コストは約1億9,000万ユーロになります。相乗効果はそのまま予想通りに進捗していくことを前提として、ams OSRAMは2024年第2四半期までに、残った3億5,000万ユーロの相乗効果目標を実現できると確信しています。
  • ams OSRAMは、長期的な製造能力に多額の投資を行っているため、当四半期の設備投資は前期比で大幅に増加しました。これらの支出は計画通りであり、特にマレーシアで建設中の業界初の8インチLEDフロントエンド施設が計画通り推進されています。施設の建設は予定通りに進んでいます。2023年には、建物の完成、サポートインフラストラクチャの構築、および設備の納入がさらに多額の支出を推進します。ams OSRAMは2023年の総設備投資額が10億ユーロをわずかに下回ると予想しており、2023年は過去および今後数年間と比較して設備投資のピークレベルが大幅に増加する年になります。
  • Aldo Kamperは、Alexander Everkeが2023年3月31日でCEOを辞任した後、2023年4月1日にams OSRAMのCEOに就任しました。


四半期財務概要

百万ユーロ
(一株当たりデータを除く)
Q1 2023 Q4 2022 QoQ Q1 2022 YoY
収益 927 1,177 -21% 1,246 -26%
売上総利益率調整後.1) 29.3% 28.5% +80 bps 33.1% -380 bps
営業利益調整後.1) 50 86 -42% 126 -60%
営業利益率調整後.1) 5.4% 7.3% -190 bps 10.1% -470 bps
最終結果調整後.1) 6 29 -81% 102 -95%
希薄化後EPS調整後.1) 0.02 0.11   0.39  
希薄化後EPS調整後. (単位: スイスフラン)1)2) 0.02 0.11   0.40  
営業キャッシュ・フロー 162 201 -19% 147 11%
純負債 1,940 1,717 13% 1,853 5%

1)  M&A関連、トランスフォーメーションおよび株式報酬コスト、関連会社への投資および事業売却の結果を除く  
2)  CHFの1株当たり利益は、各期間の平均為替レートで換算されます。

グループの第1四半期の売上高は9億2,700万ユーロ(四半期末の非連結化効果を除き、9億4,000万ユーロとなる)であり、非連結効果の影響を受けて、前四半期と比較して21%減、2022年同四半期と比較して26%減となりました。第1四半期の調整後[1] グループの粗利益率は29%となり、第4四半期に相当し、2022年同期の33%を下回りました。

グループの第1四半期の調整後1の営業利益(EBIT)は5,000万ユーロで、収益の5%を占め、2022年第4四半期は8,600万ユーロとなり、収益の7%を占め、2022年同期は1億2,600万ユーロとなり、収益の10%を占めています(調整前:第1四半期は-9,000万ユーロで、収益の-10%となる)。グループの第1四半期の調整後1の純利益は600万ユーロとなり、2022年第4四半期は2,900万ユーロとなり、同期は1億200万ユーロです(調整前:第1四半期は-1億3,400万ユーロである)。第1四半期の調整後1の希薄化後1株当たり利益[2]は、0.02ユーロまたは0.02スイスフラン(調整前は-0.51ユーロまたは-0.51スイスフラン)となります。

グループの第1四半期の営業キャッシュフローは1.62億ユーロで、フリーキャッシュフローは1.39億ユーロで、設備投資による支出は前期比3.02億ユーロが増やしました。2023年3月31日現在のグループの純負債は19.4億ユーロで、グループのレバレッジ比率は純負債/調整後1EBITDAの2.5倍に相当します。現金および現金同等物は、上記の設備投資を反映しており、2023年3月31日時点で8億6,100万ユーロとなっています。

事業概要
半導体業務はグループの収益の59%を占め、第1四半期は全体的に低調な業績となりました。半導体事業では、各々市場の販売数量が前期比および同期比で連続して減少し、製造業の稼働率が低下しました。その上に、製品の自らの効果を加えて、業務の収益性に大変な影響を与える主な推進力が形成されました。この場合、悪影響を最大限に補うためには、緩和措置とコスト削減措置を実行することができます。

半導体自動車事業が前期比で緩やか減少となることは会社の予想に一致します。下流の自動車サプライチェーンにおける在庫調整は、当四半期中も継続しましたが、四半期末には安定を維持する見込みです。しかし、当該部門のコンシューマ事業は、各部門の出荷台数が前期比で大幅に減少したため、非常に低調な結果を示しました。これは、主にマクロ経済の動向と消費者の消費習慣への影響により、世界のスマートフォンおよびモバイルデバイス市場における前期比の需要減少を反映しています。地域全体のスマートフォン事業では季節的な影響および製品構成の変化が引き続き存在しているため、中国とAndroid市場は第1四半期も引き続き低迷して、同社のウェアラブル設備業務は前期比で大幅に減少しました。同部門の産業・医療事業は、当四半期に心配半分です。これは、LED産業用、屋外照明及び園芸ソリューションを含む特定の産業市場の需要が前期比で減少したが、他の産業及び医療製品はもっと多い支援的な貢献を提供したことを反映しています。

ams OSRAMの最先端で、最小構造サイズであるマイクロLED技術の開発と工業化の取り組みは、計画通り続けられています。ams OSRAMは次世代ディスプレイ技術製品の量産を実現するために、先端の8インチLED施設に研究開発経費を追加しなければならず、従って、これらの活動は必ず研究開発経費と投資の重要な分野になると思います。

Lamps & Systems(L&S)部門は、当四半期のグループ収益の41%を占めているので、全体として堅調な業績を示しました。4月に終了した最後の処分を含む全ての非連結化処分が完了した後、L&S部門の第1四半期の収益はグループ収益の35%を占めて、2.92億ユーロとなりました。当部門の利益は重要な製品ラインにおける高い出荷量と季節的な需要の好調、ならびに処分関連の利益率の改善により大幅に改善しました。

従来の照明を含むL&S自動車事業は自動車アフターマーケット事業の発展に従って好調な業績を取得しました。アフターマーケット事業は、マクロ経済の動向が特定の地域に影響を与えるにもかかわらず、毎年第4四半期と第1四半期にまたがる冬の後半期の季節的な強さの恩恵を受けて、好調に推移しました。L&S部門のその他の事業は特定の市場における混合需要の傾向に照らして支援的な貢献を提供しました。
ビジョン

ams OSRAMは第2四半期について、世界的なマクロ経済動向の市場動向に対する影響がいっそう拡張されているため、主要市場の厳しい状況が続くと予想します。

同社の自動車市場は、安定した需要が見込まれていますが、前向きな勢いをいっそう固める必要があります。その理由は注文の勢いが弱くて、しかもアフターマーケットの業務も夏の季節的影響を受けやすいです。同社の消費者向け事業は、顧客の需要レベルの低下による影響を受け続けています。これは、マクロ経済は消費者の支出に対して影響を与えて、スマートフォンや特定の消費者向けデバイスの販売量が同期比で引き続き減少しているためです。歴史から見ると、スマートフォン市場は第2四半期にも季節的な影響を存在しており、その結果、例年の上半期に比べて季節的成長がもっと強くなります。同社の産業・医療事業は、年初に比べて受注の勢いが安定する傾向にあります。しかし、当四半期では、工業及び医療産業に対する需要は依然として心配半分です。この情勢から見ると、ams OSRAMは、第2四半期に生産量が引き続きが減少し、同社の製造業務の稼働率が低下し、収益性にマイナスの影響を与えると予想しています。

従って、ams OSRAMは、第2四半期の予想収益は関連処分の非連結化効果(即ち、非連結化効果を除く8.8億ユーロから9.8億ユーロの中間点で横ばい)8億~9億ユーロで、調整後の営業利潤率(EBIT)は3-6%であると予想されます。これらの予想は、現在入手可能な情報と為替レートに基づいて判断されており、デジタルシステムズヨーロッパ/アジアの処分完了を含む第2四半期の収益非連結効果を反映して、比較投資組合で計算すると、第2四半期の予想収益は約8000万ユーロ減少しました。また、それは前期比での関連処分の非連結化効果を含んでいるため、従って、第2四半期の収益効果は約1.5億ユーロと見込んでいます。

ams OSRAMは、現在のマクロ経済と市場動向、ならびに現在の情報と為替レートに基づいて、下半期の需要環境の改善に対して慎重に楽観的態度を持っています。

2023年第1四半期の追加の財務情報は、会社のWebサイトをご覧下さい。また、2023年第1四半期の投資家向けプレゼンテーションは、同社のWebサイトでもご覧いただけます。ams OSRAMは、2023年5月2日(火曜日)午前9時30分(中央ヨーロッパ夏時間)に第1四半期の業績に関する電話会議を開催します。電話会議はウェブキャストで視聴できます。

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ams OSRAMについて
ams OSRAM Group(SIX: AMS)は、光学ソリューションのグローバルリーダーです。光にインテリジェンスを、イノベーションに情熱を加えることで、人々の生活を豊かにします。これが「知覚は生命である」という意味です。

110年以上の歴史を持つ当社は、想像力、豊かなエンジニアリングの専門知識、及びセンサーと照明技術をコアとして、グローバルなセンサー及び光技術産業に力を注いでいます。当社は、自動車、コンシューマ、産業、ヘルスケア分野のお客様が競争優位を維持できる同時に、健康、安全、便利の面で生活の質を大幅に向上させ、環境への影響を低減させるためにイノベーションを促進し続けています。

当社は全世界で従業員約22,000人があり、更なる安全の旅を、更なる正確の医療診断を、更なる豊かな日常のコミュニケーションを体験できるように、感知、照明、視覚化のイノベーションに注力します。画期的なアプリケーション技術をつくることは当社の仕事で、これらの技術は15,000件以上の特許の付与に適用されています。当社は本部をプレムシュテッテン/グラーツ(オーストリア)に、共同本社をミュンヘン(ドイツ)に設立し、このグループは2022年の収益が48億ユーロ以上となり、スイス証券取引所の登録コードはams-OSRAM AG (ISIN:AT0000A18XM4)です。

amsはams-OSRAM AGの登録商標です。当社の多くの製品及びサービスは、ams OSRAM Groupの登録商標または出願済み商標です。本書に記載されている会社名または品名すべては、それぞれの所有者の商標または登録商標である可能性があります。
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[1] M&A関連、変革費用及び株式報酬、ならびに関連会社への投資および事業売却による成果は除外します
[2] 2023年第1四半期の基本株式261,353,874株/希薄化後株式261,353,874株に基づく