ams OSRAMは、2027年9月までの未使用回転信用枠（RCF）延長を達成

本プレスリリースは、2025年7月3日にオーストリア・プレムシュテッテンおよびドイツ・ミュンヘンで発表したプレスリリースの抄訳版です。-- ams OSRAMは、2027年9月まで未使用回転信用枠（RCF）の1年延長を達成しました。
 

「未使用回転信用枠の1年延長は、先の決算発表で言及した当社のバランスシート改善加速計画の一環です。迅速な実行は、当社の戦略に対する金融パートナーの信頼を証明するものです」と、ams OSRAMのライナー・イルレ（Rainer Irle）CFOは語っています。

当社は2025年4月30日に、5つの要素で構成されるバランスシート改善加速計画を発表しました。この既存の未使用回転信用枠（RCF）延長もそれら要素の1つです。このRCFは、次に満期となる2027年11月の転換期債に合わせて、同じ銀行コンソーシアムとの間で2027年9月までさらに1年の延長を達成しました。この延長には、特定の節目に応じた資金需要の減少に合わせて6億ユーロまで削減するメカニズムが含まれています。

RCFは主に、OSRAM Licht AG少数株主の「支配権および損益移転契約（DPLTA）」のプットオプションに基づく更なる多額の行使をカバーするものです。ただし、一般的な会社事業、運転資金目的でも使用されます。このRCF延長の成功は、当社の流動性ポジションを強化することになります。

当社のバランスシート改善計画は、純有利子負債/調整後EBITDAの目標レバレッジ比率をより早く2未満に到達させることを目指しています。この計画は、多様な補完的要素で構成されています。
•    戦略的効率化プログラム「基盤再構築」のシームレスな実行と中核的な半導体事業の構造的成長を背景に、フリーキャッシュフローのパフォーマンスをさらに向上させる
•    クリムの8インチ施設売却によりセール&リースバック（SLB）負債をなくす
•    RCFの延長
•    5億ユーロをはるかに上回る収益を生み出すことを目標に、さまざまな追加資産について戦略的なオプションを検討する 
この計画は、レバレッジ比率を2未満に減少し、資金補充額を最小限に抑え、支払利息を年間1億ユーロ以下に抑えることで、営業キャッシュフローをさらに強化することを目指しています。