人とくるまのテクノロジー展 2023 YOKOHAMA
ams OSRAMは、光学ソリューションにおけるグローバルリーダーです。高級照射素子、光学コンポーネント、超小型モジュール、光センサ、IC、関連ソフトウェアにいたるまで、センシング、照明、ビジュアライゼーションの分野で独自の製品と技術を提供します。横浜で開催される人とくるまのテクノロジー展で、ams OSRAMのエキスパートチームがご紹介する革新的な製品を体験してください。
ams OSRAMはこのイベントで、未来の自動車アプリケーションに不可欠である高度なセンシングおよび照明ソリューションをご紹介します。
日付:2023年5月24日~26日
ams OSRAM Demo line-up
Intelligent Forward Lighting – EVIYOS®2.0
明るさを個別に制御可能な25,600ピクセルの高解像度LEDであるEVIYOS®2.0は、自動車ヘッドランプの安全性を異次元に引き上げます。従来のロービーム/ハイビームに加え、高解像度のグレアフリーなADBや路面描画によるコミュニケーションやシンポルの照射を実現します。今回展示するデモでは、ロービーム/ハイビームのほか、路面描画を踏まえたトラッキングアシスタントやシンボルの照射などを実現しています。
LiDAR
ams-OSRAMは、温度変動化における波長安定性を高めた革新的技術を端面発光レーザーに搭載します。
この技術は、より狭い波長幅のバンドパスフィルタをRX側で採用することができるようになることから、装置のSNRを飛躍的に向上させることが可能となります。
ams-OSRAMのシミュレーション結果とパートナー企業様からのフィードバックによると、この技術はおよそ40%の計測距離向上を見込むことができ、次世代のLiDAR技術で注目を集めています。
今回、弊社ブースにおきまして、波長安定性を高めた端面発光レーザーと従来のものの波長シフトを比較するデモを出展いたします。
Compact Headlamp
最近の自動車のトレンドである超小型ヘッドランプに貢献すべく、ams OSRAMでは光束と輝度のバランスを持ったOSLON® Compact PLと更なる高輝度を目指したOSLON® Boostをラインナップしています。本デモはこれらLEDと小型レンズを用いたハイビームとロービームのヘッドランプコンセプトを表現しています。是非、最近のハイパワー白色LEDの実力をご確認ください。
Grill Lamp
自動車の電動化によりフロントグリル部分の照明が可能になり、斬新なデザイン、標識灯やコミュニケーション照明の搭載が期待されます。このデモは、SYNIOS P3030による白色グリル照明とマルチカラー調色が可能なOSIREシリーズによる青緑色(自動運転システム照明)を搭載した車両フロントのコンセプトを紹介いたします。
Ambient Lighting ( RGB)
OSIRE®ファミリーは、個別にアドレス指定が可能なRGBLEDで、インテリア・アンビエント照明において色度、ドライバーの面で様々な選択肢を提供します。薄型のため、ライトガイドへの取り付けにも最適で、コンパクトな設計を可能にします。本展示会では、RGB LEDの全ラインナップをデモ機でご紹介します。
ICARUS
ICARUSは、Aピラーやインスツルメントクラスターに取り付けられる高度なDMSのProof-Of-Conceptです。ams OSRAM 3Dセンシングシステムは、ストラクチャードライト手法を使用し、高解像度のDepthマップ(45~70cmの範囲で±0.5%未満のDepth精度)を提供します。ams OSRAMのDepth抽出アルゴリズムを使用しており、将来的にさらに高いパフォーマンスを得られる余地を残しつつ、顧客によるカスタム製品開発を支援します。システムにはams OSRAMが提供する、自動車用の垂直共振器面発光レーザー(VCSEL)近赤外線(NIR)投光/ドットパターンプロジェクターが搭載されています.
XLS: eXchangeable LED lightSource
ECE標準(R128)プラットフォームにより異なるサプライヤーの標準LED光源への交換が容易となり、標準化による同一製品の生産数量増加に伴う経済的なメリットが期待されます。車載向けとして標準化された本製品は、信頼性の高い既製品としてご提供させて頂くだけではなく、長期にわたってより安定した入手性を実現し、サプライチェーンをより強固なものとします。