CMOSマイクロカメラモジュール
ams OSRAMのミニチュアカメラモジュールは視覚情報を新たな分野へ開放し、これまで視覚機能が存在しなかったか、ユーザー体験を損なわないために視覚機能を実質的に隠していた機器へモジュールを統合する新たな機会を創出します。
超小型の画像処理
ams OSRAMの医療内視鏡検査用の画像センサは、可能な限り小さなチップ面積に最適化され、最小限のスペースでも使用が可能です。
ams OSRAMセンサは、ごくわずかな電力しか使用せず、最小数の電気接続を必要とします。電源は1つで済み、単一の双方向シリアルインターフェースで通信します。
NanEyeシリーズでは、ams OSRAMはわずか0.83mm³の容量を持つ画像センサモジュールを開発しました。特別なレンズとカバーグラスで組み立てられたセンサは、直径が1.1mm未満の内視鏡に適合し、完全に自律的に動作し、先端に外付け部品を使用することなく最大3mのケーブル長で信号を駆動することができます。
ウエハーレベル光学モジュール
1 x 1 mmとわずかに大きな設置面積を持つこのカメラモジュールは、より複雑なマルチエレメントのレンズを特徴とします。これは3つの非球面で構成され、50%を超えるコーナーMTF、完全な視野にてわずか15%の歪、1ピクセル未満の色収差を実現しています。
ウエハーレベルの光学系(WLO)はデュアルVIM(真空射出成型)プロセスに基づき内製されており、f#数(口径)を調整して様々なアプリケーションの要求に基づきフォーカスを最適化できるようになっています。また、側面の塗装とレンズ-センサ組付けおよび試験は自動化された流れで内製され、これら小型モジュールの製造品質を最高に保っています。 カメラモジュールは医療用内視鏡アプリケーション用にケーブルが取り付けられており、コンシューマーおよびHABAアプリケーションに向け表面実装デバイスとして提供されます。
イメージセンサ評価キット
NanEyeCデモキットは、普及型のArm Cortex MとCortex Aプロセッサプラットフォームに基づいています。 両方共に、カメラモジュールへインターフェースするために必要なすべてのドライバーと、素早くハードウェア実装するための参照回路図が同梱されます。
視標追跡やステレオビジョンシステムなど、より高度な運用に向けたNanoBerryボードです。
使い捨て内視鏡用の世界最小デジタルカメラモジュール、NanEyeMについてのプレスリリースをお読みください。