Bang & Olufsen、95周年記念の最高級オーバーイヤーヘッドホンにams のANC(アクティブ・ノイズキャンセレーション)を選定

高性能センサソリューションをグローバルに提供する大手サプライヤーのamsの日本法人amsジャパン株式会社(本社:東京都港区、カントリーマネージャー:岩本桂一)は、Bang & Olufsenが提供する最新型および最先端のオーバーイヤーヘッドホンへ、市場をリードするamsのデジタル・アクティブ・ノイズキャンセレーション(ANC)機能を提供したことを2020年9月16日に発表します。傑出したオーディオ技術で知られる世界的な高級オーディオブランド、Bang & Olufsenは、商業用、家庭用、自動車環境、コンピューティング、その他のハイエンド家電など、あらゆる状況に対応するコンシューマー・ソリューションを提供しています。

amsのアクセサリ&ウェアラブルソリューション部門でバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーを務めるウィム・レニーリー(Wim Renirie)は、次のように述べています。「ヘッドホンやイヤホンのユーザーは『聴きたい音だけを聴けるべき』だと当社は考えています。amsはBang & Olufsenと長年にわたって技術提携をしており、今回権威あるデザインを勝ち取ったことで、AS3460デジタル拡張聴覚デバイスは必要な音を聞き取るためのANCと拡張リスニングにおいて、優れたパフォーマンスを示します」

妥協なきパフォーマンス
その95年以上の歴史を通じて、Bang & Olufsenはいかなるオーディオ体験も向上する独特のデザインと革新的な技術を開発してきました。オーディオ技術の限界を打ち破る製品を創り上げる、揺るぎない姿勢を基に築かれた豊かな伝統を通じ、同社はオーディオ・イノベーションの最前線に立ち続けます。新しい最先端のH95オーバーイヤーヘッドホンは、同社の95周年を記念し、高度なANCを通じてBang & Olufsenならではのサウンドを提供します。それ以外にも、ナチュラル・トランスペアレンシー・モードでは周囲音を聞き取ることができ、ホイールを回してなめらかにフェーダーを操作することによって簡単に必要なボリュームへと調整が可能です。
Bang & Olufsenは、各製品が美しいサウンド、飽きの来ないデザイン、他を寄せ付けない職人技のユニークな組み合わせによって特徴付けられるよう取り組んでいます。世界中で販売される同社の革新的で先進的なオーディオ製品は、最高の素材とコンポーネントのみを使用することで知られています。amsは拡張リスニングエンジンなどでオーディオ・センシング・テクノロジー市場をリードしており、デジタルANCにおいて、Bang & Olufsenの推奨パートナーとなっています。

amsの自動プリセット選択テクノロジーでエンドユーザー体験を向上
拡張リスニングエンジンは、amsのAS3460アクティブ・ノイズキャンセレーション(ANC)製品における、自動プリセット選択(APS)機能のプラットフォームとなります。APSオーディオ技術を通して、様々な周囲のノイズに合わせて最適化されたノイズキャンセレーションを設定することにより、Bang & Olufsenなどのメーカーは差別化された機能を開発することができます。
メーカーは、検出されたノイズの種類に応じて自動的にモードを切り替えられる、ヘッドホンやイヤホンの開発が可能となります。拡張リスニングエンジン内の、amsが開発した専用のデジタル信号処理機(DSP)によるシームレスなクロスフェード機能によって、あらゆる環境での最高のノイズキャンセレーション性能を実現します。AS3460はプリセットモード間の切り替え時、元のモードからフェードアウトさせて次のモードに自動的にフェードインさせるため、違いがユーザーに気づかれず、また高いノイズキャンセレーション性能を維持します。

APSや自動漏れ補正(ALC)などの確立されたamsの技術により、優れたオーディオ体験が提供され、ヘッドホンやイヤホンの使用によってユーザーが得られる価値を高めます。

amsの魅力
デジタル拡張リスニングを可能にする技術の導入は、オーディオ製品の開発において画期的な進歩を繰り返してきたamsの伝統を引き継いでいます。ノイズキャンセレーション・ヘッドホンのメーカーは、10年以上前からamsのアナログANCスピーカードライバICを使用し、広帯域ノイズと消費電力を大きく削減してきました。amsの強力なマーケットポジションは、amsがヘッドホンメーカーに提供する製品設計の音響的、機械的および電気的要素を最適化させる、その専門知識にも大きく起因しています。
2016年にIncus Laboratoriesを買収したことにより、amsはアナログのノウハウを補完する新たなデジタルオーディオ技術を獲得しました。この動きは、ALCや「聴きたい内容のみを聴く」といった機能の導入を可能にする拡張聴覚エンジンプラットフォームの開発により、実を結びつつあります。