Energousとams OSRAMが、農業用センサアプリケーション向けのワイヤレス充電ソリューションの開発で協業

  • 垂直農法や環境制御型農業向けのワイヤレス充電マルチスペクトル光センサを共同で開発
  • ソリューションはams OSRAMのAS7343スペクトルセンサとEnergousのWattUp PowerBridgeで構成
  • CES 2023でデモンストレーションを展示
※本プレスリリースは、2023年1月2日に米国カリフォルニア州サンノゼ、オーストリア・プレムシュテッテンで発表したプレスリリースの抄訳版です。ワイヤレス電力ネットワーク向けRF充電技術の主要開発企業であるEnergous Corporation(NASDAQ:WATT)と、光学ソリューションのグローバルリーダーであるams OSRAM(日本地域統括バイスプレジデント:神永眞杉、SIX:ams OSRAM (SIX:AMS)は本日、環境制御型農業(CEA)および垂直農法向けのワイヤレス充電マルチスペクトル光センサに関する協業を発表しました。このジョイントソリューションは、ams OSRAMのマルチチャネルAS7343スペクトルセンサとEnergousのWattUp PowerBridgeをベースとしており、2023年1月5日から8日までラスベガスで開催されるCES 2023のEnergousブースで、ライブデモが実施されます。

「今日、光センサなどのIoTデバイスは、CEAや垂直農法のアプリケーションを含むさまざまな環境で展開されており、そういった環境では交換可能なバッテリーや電源コードが導入を制限したり、複雑にしたりすると同時に、バッテリーの実地メンテナンスが必要となります」と、Energous社のCEO、Cesar Johnston氏は言います。「EnergousのWattUp PowerBridge技術は、複数のデバイスに同時に信頼性の高い電源を提供し、より柔軟で防水性の高いデバイス設計を可能にするとともに、電力を維持するための負担を軽減します」。

ams OSRAMは、光学ソリューションのリーダーとして、最高品質のライトエミッタ、光学部品、光センサなどの製品を提供しています。このコラボレーションにより、Energousとams OSRAMは、農家が照明を最適化して最大の成果を得るために使用できる、ワイヤレス充電マルチスペクトル光センサの開発を実現します。また、光合成有効放射量(PAR)を計算する機能も搭載される予定です。

「垂直農法や環境制御型農業における技術は急速に進化しており、それに伴い、現場で使用するセンサをバッテリーなしでワイヤレスに充電できるようにする必要性が高まっています。「これらのセンサにより、農家は最も効率的な方法で照明を管理することができます」と、ams OSRAMのAWS事業部VP兼GMであるWim Renirieは述べています。「Energous社とのコラボレーションを通じて、垂直農法を含む園芸や農業のアプリケーションでこの問題の解消に役立つマルチスペクトル光センサソリューションを出展します」。

Energous社の詳細については、Energous.comをご覧いただくか、Twitter、Facebook、LinkedInで同社の会社ページをフォローしてください。CES 2023でEnergous社のブースを訪問し、ワイヤレス充電マルチスペクトル光センサのライブデモをご覧になるための予約をご希望の場合は、Energous社の担当者にご連絡いただくか、CES2023@energous.comにメールでお問い合わせください。


詳細情報のお問い合わせ先

Energous社コミュニケーション担当
Gordon Bell
gbell@energous.com

ams OSRAM
ams OSRAM広報担当
Hilary McGuinness 
T : +4915127670184
メール: hilary.mcguinnessfernholz@ams-osram.com
press@ams-osram.com

ams OSRAMの詳細情報は、https://ams-osram.com をご覧ください。 


Energous Corporationについて

Energous Corporation(NASDAQ:WATT)は、ワイヤレス電力ネットワークのグローバルリーダーです。受賞歴を誇るWattUp®ソリューションは、完全な互換性を有するエコシステムを通じて、接触充電と遠隔充電の両方をサポートする唯一の技術です。高速、効率的、かつ拡張性に優れたRFベースの充電技術を基盤として構築されたWattUpは、産業・小売IoT、スマートホーム、スマートシティ、医療機器向けに、電力、効率、外部デバイスの検出、移動の自由、総合的なコストにおいて、旧来の第一世代コイル式充電技術よりも改善されたものを提供できるように位置付けられています。Energous社は、シリコンベースのワイヤレス電力伝送(WPT)技術とカスタマイズ可能なリファレンスデザインを開発し、世界の規制支援、信頼できるサプライチェーン、品質保証、販売・技術サポートをグローバルに提供しています。同社は遠隔ワイヤレス充電で世界初の FCC Part 18 認証を取得しており、現在までにWattUpワイヤレス充電技術で 200 以上の特許を取得しています。


ams OSRAMグループについて

ams OSRAM Group(SIX: AMS)は、光学ソリューションのグローバルリーダーです。我々は光にインテリジェンスを持ち込み、イノベーションへの情熱を注ぐことで人々の生活を豊かにします。これが我々の言う「Sensing is Life」を意味します。

合わせて110年以上の歴史を持つ当社は、想像力、深いエンジニアリングの専門知識、そしてセンサーと光の技術におけるグローバルな生産能力を提供できることが主な特徴です。当社は、コンシューマー、自動車、ヘルスケア、インダストリーの各分野のお客様が競争力を維持することを可能にするイノベーションを創出し、環境負荷の軽減を行う一方で、健康、安全、利便性の面で生活の質を向上させるイノベーションの推進を行っています。

世界中の約22,000人の従業員は、センシング、イルミネーション、ビジュアライゼーションの分野でイノベーションを起こし、運転をより安全に、医療診断をより正確に、そして日々のコミュニケーションをより豊かにしています。画期的なアプリケーションのために創出された技術は、15,000件以上の登録済みまたは出願中の特許に反映されています。プレムシュテッテン/グラーツ(オーストリア)に本社を置き、ミュンヘン(ドイツ)に共同本社を置くグループは、2022年に48億ユーロを超える連結収益を達成し、SIXスイス証券取引所にams-OSRAM AGとして上場しています(ISIN: AT0000A18XM4)。

詳細情報はこちらをご覧ください:https://ams-osram.com/ja

amsはams-OSRAM AGの登録商標です。また、当社製品およびサービスの多くはams OSRAM Groupの商標または登録商標です。ここで記載されるその他全ての企業名および製品名は、各所有者の商標または登録商標である場合があります。 
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