ams OSRAMの新しい高出力植物育成用LEDが業界をリードするエネルギー効率を達成
- OSCONIQ® P 3737高出力LEDは、ハイパーレッドで83.2 %という業界随一のリードする電力変換効率を達成、独自の出力レベルとコスト削減を、実現
- 野菜や花、その他の栽培業者はQ90の102,000時間という寿命により安定した光量子束のメリットを享受
- 6月11日~13日、ams OSRAMはGreenTech Amsterdam 2024でその植物育成用照明のポートフォリオから最新の注目製品を出展
オーストリア・プレムシュテッテンおよびドイツ・ミュンヘン(2024年5月21日)-- エネルギー効率に優れたLEDソリューションは、省エネのために温室業者が利用できる最も重要な手段の1つです。LED照明へのアップグレードは、効率性を大幅に上げ、つまりコストの削減につながり、大きな効果を発揮します。インテリジェントなセンサとエミッタのグローバルなトップサプライヤーであるams OSRAM(SIX:AMS)は、最先端のチップテクノロジーを搭載した高出力LED、OSCONIQ® P3737を発表します。この製品はハイパーレッドで83.2 %の全体的な電力変換効率(WPE)を達成しており、業界をリードするパフォーマンスと卓越した堅牢性、長寿命を提供します。
最適な照明輝度をより低いエネルギーコストで実現:OSCONIQ® P 3737で大幅に節約
ams OSRAMの新しいOSCONIQ® P 3737は、光出力比率(LOR)で妥協することなく、温室のエネルギーコストを大幅に削減できます。このLEDはハイパーレッドで市場随一となる、全体的な電力変換効率83.2 %を達成しており、植物育成用照明器具のメーカーは照明器具を再設計することで、消費電力を下げつつも、より高い6.13 µmol/sの光量子束を達成することができます。このため、光合成数(PS速度が顕著に増加し、作物の収穫量を最大化するとともに、収穫サイクルを短縮できます。
簡単なコスト計算がこちらです。83.2 %の全体効率で、新しいOSCONIQ® P 3737ハイパーレッドは、全体効率が74 %のLEDと比較して、11%の大幅な省電力化を達成することができます。同じ光量子束で、これは100ユーロあたり11ユーロに相当します。年間の電気代が10万ユーロを超える中規模の温室の場合、最新のLED照明テクノロジーを導入することで、野菜や花、その他の栽培業者は年間1万1000ユーロ以上を節約することができます。さらに、より高い光量子束レベルがバイオマスの増加と収穫サイクルの短縮につながる可能性があります。テストによると、このLEDは102,000時間の使用後でも当初の光出力の90 %を提供します。つまり、OSCONIQ® P3737は植物育成用照明器具向けのあらゆるLEDの中で最も長寿命であることを意味します。
*エネルギーコストとシステムパラメーターによって異なります
OSCONIQ® P3737は、温室のトップライトとして、あるいは植物や花の畝間のインターライトとして、単独光源照明、または垂直農業用の照明として、使用することができます。色は、ハイパーレッド(660 nm)、レッド(640 nm)、ディープブルー(450 nm)、ファーレッド(730 nm)、ホーティホワイトの5色が用意されており、管理栽培の幅広い要件に対応しています。
ams OSRAMが市場をリードするLEDポートフォリオをGreenTech Amsterdam 2024に出展
6月11日~13日、ams OSRAMはその市場をリードするLEDポートフォリオと植物育成用の高度なセンサソリューションをGreenTech Amsterdamで展示します。これは、植物育成技術に関わるグローバルな投資家と専門家が一堂に会する場です。垂直農業パビリオン(ホール05、スタンド370VF)で、ams OSRAMの専門家が来場者に最新の製品ハイライトを紹介し、シンプルでスマート、かつ持続可能な食品栽培に関するすべての質問にお答えします。
顧客の1社であるInventronicsとともに、ams OSRAMはGreenTechで新しいデモ基板を出展します。ams OSRAMの植物育成&産業担当責任者、Dr. Alexander Hoffmannはこう強調します。「Inventronicsは、植物栽培業者および温室向けの先駆的な植物育成LEDモジュール、P3737のデモ基板でOSCONIQ® P 3737を使用しており、GreenTechで来場者へ披露できることを、非常に光栄に感じています。Inventronicsが製作し、当社の高出力OSCONIQ製品ファミリーのLEDを搭載した4チャンネル基板を使用すれば、温室栽培の経営者が過酷な環境であっても性能を上げ、コストを節約できます。」
120~277 V ACおよび277~480 V ACのソリューションで、これらドライバーの電力レベルは最大1800 Wです。Inventronicsは現在市場で最も広範囲なDALI-2 D4iドライバーを誇り、あらゆる照明要件に適した幅広いオプションを確約しています。ロードマップには、デジタルインターフェイスでの完全双方向制御を提供し、96%の高効率と各チャンネルに電力を割り当てることができるパワーシェアリング技術が特徴の4チャンネル1200 Wドライバーが含まれます。この革新的なテクノロジーは、植物育成アプリケーションにおけるデジタル照明への飛躍を体現しています。
この新しい植物育成用デモ基板は、Inventronicsのブース(05.413)と垂直農業パビリオンでのams OSRAMのブース(ホール05、スタンド370VF)の両方で展示されます。
詳細はこちら: OSCONIQ® P 3737
ams OSRAMについて
ams OSRAM Group(SIX:AMS)は、インテリジェントセンサとエミッタのグローバルリーダーです。照明にインテリジェント性を持たせてイノベーションに情熱を注ぐことで、私たちは人々の生活を豊かにします。
合計して110年以上の歴史を持ち、センサと照明テクノロジーでグローバルな産業能力を提供可能な想像力、深い技術的専門知識、企業力を中核としています。当社は、自動車、産業、医療、コンシューマー市場のお客様が競争力を維持することを可能にするイノベーションを創出し、環境負荷の軽減を行う一方で、健康、安全、利便性の面で生活の質を向上させるイノベーションの推進を行っています。
世界中の約20,000人の従業員は、センシング、イルミネーション、ビジュアライゼーションの分野でイノベーションを起こし、運転をより安全に、医療診断をより正確に、そして日々のコミュニケーションをより豊かにしています。その業務は画期的なアプリケーションのための技術を生み出しており、これは15,000件以上の特許の取得・出願に反映されています。また、オーストリアのプレムシュテッテン/グラーツに本社を置き、ドイツ・ミュンヘンに共同の本社を設置しています。そしてグループは2022年に48億ユーロを超える収益を達成しており、ams-OSRAM AGは、スイス証券取引所に上場しています(ISIN:AT0000A18XM4)。
詳細情報はこちらをご覧ください: https://ams-osram.com/ja
amsはams-OSRAM AGの登録商標です。また、当社製品およびサービスの多くはams OSRAM Groupの商標または登録商標です。ここで記載されるその他全ての企業名および製品名は、各所有者の商標または登録商標である場合があります。
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