ams OSRAMがSPIE Photonics West 2024で照明とセンシングの限界に挑戦

  • ams OSRAMはカリフォルニア州サンフランシスコで1月30日~2月1日にかけて開催される、SPIE Photonics Westで高性能LED、レーザー、センサ、ICを展示します。
  • 訪問客は当社がAR/VR、医療、ウェアラブル、物流、ロボティクス、自動車の各産業における顧客と共同開発した、実生活のソリューションを目の当たりにできます。
  • 当社は新型の超小型近赤外線画像センサなどの新しいテクノロジーを発表します。これらは拡張現実(AR)ヘッドセットやその他のバッテリー駆動デバイスに理想的であり、バイタルサインのモニタリング用にフォトダイオードを一新しています。
  • テクノロジーの専門家が、同展示会で8つのカンファレンスプレゼンテーションにて講演します。

インテリジェントセンサとエミッタのグローバルリーダーであるams OSRAM(SIX:AMS)は、サンフランシスコのモスコーニ・センターで開催されるSPIE Photonics West展示会のホールF、ブース5607にて、多彩な照明とセンシング製品の実演デモを開催します。2024年1月30日~2月1日に開催される同展示会は世界最大のフォトニクス技術イベントとして知られ、5,000名に達する後援者と60もの技術コースを擁するカンファレンスも付属します。ams OSRAMの専門家が、量子ドット、垂直共振器面発効レーザー(VCSEL)、UV-C LEDなどについて、8つのカンファレンスプレゼンテーションにて講演します。

ams OSRAMは、LED、VCSEL、端面発光レーザー、CMOS画像センサ、混合信号アナログ集積回路など、様々なフォトニクス製品を提供します。当社は同展示会で、2つの画期的な新製品を発表します。1つは、バッテリー駆動AR/VRデバイスや、その他のカメラベースの視標追跡アプリケーションに向け、高量子効率で省電力を図る新型の画像センサです。もう一つは、同社のバイタルサインのモニタリングを拡張する小型のフォトダイオードです。LEDの駆動電流を減らして電力消費を最適化し、バッテリー持続時間を延長することができます。

南北アメリカ地域の営業シニアバイスプレジデント、Conrad Rodrigues, Sr.はこう述べます。「ams OSRAMは同クラス最高のフォトニクスソリューションを設計する豊富な経験を有しているため、今年度のPhotonics Westに全力を投入しています。当社は10のアプリケーションデモと、多数のカンファレンスプレゼンテーションを発表します。これらは、顧客と緊密に連携して生活、仕事、運転、遊びを改善する製品を開発する当社の姿勢を反映したものです。」

ams OSRAMの専門家は、以下を含む、同社の製品のメリットと、ブースで提供される画期的なデモを紹介します。

レーザーの威力 - LiDAR、レーザーイルミネーション&素材処理
  • LiDARのデモでは、波長安定化赤外パルス端面発光レーザーダイオードを紹介しています。レーザーダイオードは、温度による波長の変化を強力に低減し、信号対雑音比を高めることで、より長い検出距離を実現しています。
  • バーコードスキャンアプリケーションは、20mWの出力を持つ緑色レーザーダイオードを特徴とします。レーザーダイオードは高効率で高輝度な光源であり、長距離や、明るい日光下でも、スキャンを可能にします。
  • 素材処理製品のポートフォリオは、レーザー切削、レーザー溶接、3D印刷、その他のアプリケーションに向けた赤外線レーザーバー、青色レーザーバー、サブマウントチップを特徴とします。

AR/VRの世界 - 画像センサとイルミネーションを実現する小型デバイス
  • 光学モジュールはARメガネでのNTEプロジェクションを実現し、OSRAM OSTAR™プロジェクションLEDを備えます。高出力LEDのため、軽量なARメガネが可能になります。当社は​​​​​​​Vegalas™ レーザーエミッタモデルの改良も継続しており、プロジェクションライティングエンジンのサイズを最大1/2まで縮小できます。 
  • AR/VR用2Dと3Dセンシングとカメラベースの視標追跡は、ウェハーレベル光学製品(WLO)を搭載する当社の新型画像センサを備えます。この新型の低出力センサは、非常にコンパクトに仕上がっています。 

医療 - バイタルサインモニタリングと医療画像処理
  • NanEyeMは医療用内視鏡に用いられるデジタル小型カメラでは最小に属し、CMOS画像センサを内蔵します。NanEyeMは、小型化を重視する医療アプリケーションへ独自のソリューションを提供します。 
  • スマートウォッチ用ウェアラブルデバイスはバイタルサインを測定でき、AS7058、SFH 2705、SFH 7018を備えます。これらの製品は、非常に柔軟性の高いLEDとフォトダイオードの配置を実現し、高速の信号取得を可能にします。 

ロボティクス - パスのセンシングと環境画像処理
  • 世界初に分類される、1130nm​​​​​​​ VCSELが展示されます。パートナーのJabil Inc.と共に、当社は1130nmベースの3Dカメラでこれまで実現不可能だった直射日光(>100Klux)対応能力を実演します。これは、屋内と屋外の環境両方で、物体検出と衝突回避を必要とする自律走行車、ロボット、農業プラットフォームに理想的となります。
  • Mira220 CMOS画像センサを用いた、各種産業アプリケーションに適したロボットアーム。Mira220は小型で、オンチップのノイズ低減機能を持ちます。

詳細情報は、ams OSRAMの​​​​​​​SPIE Photonics Westページをご覧ください。当社の専門家とメディアインタビューをご予約いただく場合は、sarah.carlson@ams-osram.comまでお問い合わせください。


 

ams OSRAMについて

ams OSRAM Group(SIX:AMS)は、インテリジェントセンサとエミッタのグローバルリーダーです。照明にインテリジェント性を持たせてイノベーションに情熱を注ぐことで、私たちは人々の生活を豊かにします。

合計して110年以上の歴史を持ち、センサと照明テクノロジーでグローバルな産業能力を提供可能な想像力、深い技術的専門知識、企業力を中核としています。当社は、自動車、産業、医療、コンシューマー市場のお客様が競争力を維持することを可能にするイノベーションを創出し、環境負荷の軽減を行う一方で、健康、安全、利便性の面で生活の質を向上させるイノベーションの推進を行っています。

世界中の約20,000人の従業員は、センシング、イルミネーション、ビジュアライゼーションの分野でイノベーションを起こし、運転をより安全に、医療診断をより正確に、そして日々のコミュニケーションをより豊かにしています。その業務は画期的なアプリケーションのための技術を生み出しており、これは15,000件以上の特許の取得・出願に反映されています。また、オーストリアのプレムシュテッテン/グラーツに本社を置き、ドイツ・ミュンヘンに共同の本社を設置しています。そしてグループは2023年に36億ユーロの収益を達成しており、ams-OSRAM AGは、スイス証券取引所に上場しています(ISIN:AT0000A18XM4)。

詳細情報はこちらをご覧ください:https://ams-osram.com/ja

amsはams-OSRAM AGの登録商標です。また、当社製品およびサービスの多くはams OSRAM Groupの商標または登録商標です。ここで記載されるその他全ての企業名および製品名は、各所有者の商標または登録商標である場合があります。
 
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