自動車の革新的なデザインを実現する次世代アンビエント照明ソリューション

OSIRE™ E3030：注目の的となる光。ams OSRAMが自動車内装用途向けに設計したこの最先端RGB LEDは、優れた光出力と正確な制御が可能な色のバラエティを提供し、OSIRE™ファミリー製品を理想的に補完します。

※本プレスリリースは、2025年10月9日にオーストリア・プレムシュテッテンおよびドイツ・ミュンヘンで発表したプレスリリースの抄訳版です。0.5ワットレンジの光出力を備えたOSIRE™ E3030は、機能と美観の両面で、クルマのデザインに不可欠な要素となります。振動や温度変動に耐える堅牢性を備え、確立された自動車規格を満たすように構築されています。そのため、適応型シグナリングやヒューマンマシンインターフェース（HMI）システムなど、光が通信手段として機能し、視認性が不可欠なアプリケーションで特に関連性が高くなっています。これらのアプリケーションに加えて、OSIRE™ E3030は、ピアノワニスや木材など吸収性の高い装飾素材のバックライトに非常に適しており、点灯するまで見えない照明を実現します。

内装デザインは自動車業界においてますます重要な要素となっており、最先端の車両内装におけるデザイン言語と創造性の自由において、照明が果たす役割の重要性が高まっています。課題は、昼間の視認性を確保しながら、より長距離を照明でカバーすることにあります。端的に言うと、今必要とされるのは光出力の向上です。

これらの高い要件を満たすべく、ams OSRAMはOSIRE™ E3030を開発し、光出力の大幅な強化を実現しました。OSIRE™ E3030は正確なビニングで0.5 Wの出力クラスに位置づけています。選択した色の位置に応じて、赤と青がビニング電流200 mAで22.4～40ルーメンと7.1～14ルーメン、緑が150 mAのビニング電流で28～50ルーメン範囲の標準発光を実現します。利用可能な波長が広範囲であるため、拡張色域の作成が可能になり、KRTB DSLP31.33のユーザーはニーズに最適な色域を選択することができます。個別アドレス指定可能なカラー チャネルにより、色の選択と色の混合に関して最大の柔軟性をユーザーに提供します。LEDチップの三角配置により、角度に対する色変化において優れたパフォーマンスを確約しており、これは光を円形のライトガイドに結合する際の決定的優位性となります。コンポーネントは高さがわずか0.6 mmと低背で、フットプリントが3.0 mm x 3.0 mmとコンパクトであるため、個々のコンポーネントに対するスペース要件が重要となる非常に要求の厳しいアプリケーションでの実装が可能です。

このLEDはAEC-Q102認定を受けており、自動車業界の最も厳格な品質基準を満たしています。過酷な環境条件で確実な動作が要求される産業やコンシューマーアプリケーションでも、この優れた堅牢性から恩恵を得ることができます。

カラーLED分野で1,500件を超える特許資産を持つams OSRAMは、その革新的なOSIRE™製品を保護する最高クラスのポートフォリオを擁しています。

OSIRE™ E3030は注文受付を開始しています。テクニカルデータシート、アプリケーション例、試験報告書はこちらからご利用いただけます。