オープンシステムプロトコル(OSP)- エコシステム
OSPエコシステムは、ダイナミック照明アプリケーションとその先を実現するオープンネットワークで、さまざまなパートナーとのコラボレーションを可能にします。
誰でも利用できるOSP
ams OSRAMは、OSP(オープンシステムプロトコル)を策定し、誰でも利用できるようにしています。
OSPを誰でも利用可能にした目的は、ユーザー数、デバイスの機能、アプリケーションの多様性などの面で、システムの成長を促進するためです。誰もがOSPを利用できます。OSPはライセンス不要です。
OSPネットワークとエコシステム
OSPはマイコンまたはこのマイコンと通信するデバイス上に実装できます。デバイスではアプリケーション固有の機能を提供することができます。これらのアプリケーション固有の機能は、デバイスメーカーによって設計され、それぞれのメーカーに帰属するものとなります。OSPは知的財産の創造を制限するものではありません。OSPは通信を定義するだけのものです。
マイコンはOSPを利用して、これらのデバイスとそれぞれのアプリケーション固有の機能を制御します。デバイスはLEDのようなものでも、あるいはドライバやセンサ、アクチュエータ、別のマイコンなども可能です。
OSPエコシステムは、マイコンやデバイスの外に物理的に存在します。OSPネットワークには、マイコンメーカー、デバイスメーカー、インテグレーター、ツールメーカー、ティア1、OEMなど、このエコシステムの構築に関わるすべての関係者が含まれます。
OSPの利用
当社では、OSPを知っていただくために、以下のソースを提供しています。
- 仕様書のダウンロード
- GitHubによるArduino用無償ソフトウェアのダウンロード
- 車載用マイコンの無償リファレンスソフトウェアを提供しています。ams OSRAMの営業担当者にご連絡ください。
ams OSRAMがOSPを採用した最初の2つのデバイスについての情報は、当社ホームページをご覧ください。
- インテリジェントRGB LED、OSIRE® E3731i
- OSP、9つの出力ドライバ、I2Cインターフェイスを含むスタンドアロンのインテリジェントドライバ、SAID AS1163